円覚寺

住所 鎌倉市山ノ内409
電話番号 0467-22-0478
営業・拝観時間 8:00-17:00(11月-3月は、16:00)
料金 200円

 円覚寺は、鎌倉五山の建長寺に次ぐ第二位の臨済宗の寺院です。北鎌倉駅の東方に隣接する広大な境内は、約6万㎡に及び、全域が国の史跡に指定されています。また、JR横須賀線の線路と県道21号線に挟まれた白鷺池(びゃくろち)と方丈近くにある妙香池(みょうこうち)は、国の名勝に指定されています。
 1282(弘安5)年、二度にわたる元との戦いで亡くなった両軍の兵士達の菩提を弔うために、鎌倉幕府第8代執権北条時宗が、無学祖元(仏光国師)を招いて創建しました。
 室町時代の最盛期には、夢窓国師の尽力もあり、七堂伽藍に42の塔頭(子院)がありました。現在も19の塔頭が残っています。
 国宝の正続院(しょうぞくいん)舎利殿、洪鐘(おおがね)をはじめ、文化財も数多く所有し、毎年11月初めに行われる宝物風入(かぜいれ)では、宝物が一斉に公開されます。

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トピックを詳しく紹介

・白鷺池
北鎌倉駅の鎌倉寄りに隣接してある池で、創建当初から存在する数少ない場所です。現在は、横須賀線の線路と県道に挟まれていますが、横須賀線開通時に半分ほど埋め立てられ縮小しています。鶴岡八幡宮の神霊が白鷺に扮して無学祖元を導いた場所だと伝わります。
・三門(山門)
1783(天明3)年に再建されました。伏見上皇宸筆の「円覚興聖禅寺」額が掲げられています。
・仏殿
1964(昭和39)年に再建されています。本尊の宝冠釈迦如来像が安置され、天井には前田青邨監修、守屋多々志揮毫の「白龍の図」があります。
・妙香池
山門方面から見ると方丈の左手にある池で、夢窓国師が築造したと伝わっています。
・正続院(しょうぞくいん)
開山(初代住職)である無学祖元の院で、元は建長寺にありましたが、鎌倉幕府滅亡から2年後に無窓国師が後醍醐天皇の勅命を取り付け、円覚寺に移されました。
神奈川県内で唯一の国宝建造物である「舎利殿」が境内にあります。入母屋造、杮(こけら)葺きです。この舎利殿は、西御門にあった尼寺太平寺(廃寺)の仏殿を移築したものです。通常は非公開で、正続院の門前からかろうじて屋根の一部を見ることができるだけですが、正月3が日と宝物風入の時期には、建物の正面まで入場することができます。なお、馬車道にある神奈川県立歴史博物館に原寸大のレプリカがあり、堂内にも入ることができます。ちなみに、この太平寺の本尊であったといわれる聖観音菩薩立像は、すぐ近くの東慶寺の「松ヶ岡宝蔵」で拝観することができます。
舎利殿の裏には、開山堂があり、国指定の重要文化財である仏光国師(無学祖元)座像が安置されていますが、非公開で立ち入ることはできません。
・仏日庵(ぶつにちあん)
円覚寺を創建した北条時宗の廟所で、常時公開されています。(拝観料別途100円)本堂には地蔵菩薩坐像、廟所には、十一面観音菩薩像といずれも僧の姿をした北条時宗・貞時・高時の坐像が、安置されています。
境内北側の茶室烟足軒(えんそくけん)は、川端康成の小説「千羽鶴」に登場する茶室のモデルとなったといわれています。
境内では、抹茶もいただくことができます。
・洪鐘
建長寺、常楽寺の梵鐘と共に鎌倉三名鐘の一つに数えられており、国宝に指定されています。境内南側の高台の弁天堂の正面にあります。1301年に、鎌倉幕府第9代執権北条貞時が寄進しました。弁天堂の脇には、茶屋がありますので、のどかな景色を眺めながら一服するのもいいでしょう。

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